岸田今日子曾經演出1968年版、1983年版、以及2003年版的大奧,
比較近期的作品是「あいのうた」(2005)、「春の雪」(2005),
以及多部動畫旁白。
台灣前陣子播的「動物のお医者さん」(迷糊動物醫生,2003)中,
飾演男主角公輝的奶奶。


[2006年12月21日‧SANSPO.COM]
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200612/gt2006122100.html

「ミステリアス女優」岸田今日子さんが死去…76歳、脳腫瘍

代表作のひとつ、昭和39年の映画「砂の女」で熱演する岸田今日子さん。同作は、カンヌ映画祭審査員特別賞を受賞した
 映画「砂の女」やアニメ「ムーミン」の声で知られた女優、岸田今日子さんが17日午後3時33分、脳腫瘍(しゅよう)による呼吸不全のため、都内の病院で死去した。76歳だった。ミステリアスな雰囲気を備えた個性派として、喜劇からシリアスな役まで幅広い演技で魅了した。先月16日に元夫の俳優、仲谷昇さん(享年77)が亡くなったばかりで、あとを追うように天国へ旅立った。



 独特の語り口とミステリアスな演技で、人々を魅了し続けた岸田さんが逝った。

 体調を崩したのは今年1月下旬。幾度となく激しい頭痛に襲われるようになり、都内の病院で精密検査を受けたところ、脳腫瘍が見つかった。

 手術を受けず放射能治療での回復をめざし、すぐに入院。一度は快方に向かい3月に退院して自宅静養に努めていたが、4月に再び体調を崩して入院。その後は退院することなく、帰らぬ人となった。最期は長女の西條まゆさん(38)ら親族に看取られ、静かに息を引き取ったという。

 まゆさんは、岸田さんが所属していた演劇集団「円」の代表で、11月16日に慢性閉塞(へいそく)性肺疾患で他界した故仲谷昇さんとの一人娘。元夫が他界した1カ月後に、岸田さんもあとを追うように天国へ旅立った。

 葬儀は遺族の意向で密葬として20日、都内の斎場で近親者のみが参列して営まれた。

 岸田さんは劇作家で文学座創設者の岸田国士(くにお)さんの二女として生まれ、高校卒業後に文学座研究所入り。35年に作家、三島由紀夫が演出した主演舞台「サロメ」が話題となり、39年には安部公房原作、勅使河原宏監督の映画「砂の女」でカンヌ映画祭審査員特別賞を受賞。国内のみならず、海外でも高い評価を得た。

 つぶらな瞳に厚い唇、低い声のゆったりとした語り口が印象的で、情念を漂わせた名演からユーモアに満ちた弾けた演技まで、幅広く演じられる数少ない個性派女優として名をはせた。

 38年には夫だった仲谷さんとともに文学座を脱退し、劇団「雲」を設立。さらに、50年には仲谷さんらと「円」を結成した。仲谷さんとは“おしどり夫婦”と呼ばれたが、52年に離婚した。

 声優としても人気を集め、人気アニメ「ムーミン」の主人公の声やドラマ「大奥」のナレーションを務めた。また、著書「妄想の森」で平成10年に日本エッセイスト・クラブ賞を受賞するなど執筆活動でも有名だった。

 ミステリアスな存在感を見せたあの笑顔は、もう見ることはできない…。


■岸田今日子(きしだ・きょうこ)
 本名・同じ。昭和5年4月29日、東京都生まれ。姉は詩人、岸田袴子。高校卒業後、舞台装置家をめざして文学座付属演劇研究所に入り、25年に「キティ台風」で初舞台。27年の「孤憑(こひょう)」で正式デビュー。38年に文学座を脱退し、劇団雲を経て、50年に演劇集団「円」の結成に参加した。代表作に映画「砂の女」「八つ墓村」、日本テレビ系「傷だらけの天使」、NHK大河「徳川慶喜」など。昨秋放送の日本テレビ系「あいのうた」が遺作となった。平成6年に紫綬褒章を受章。


Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E7%94%B0%E4%BB%8A%E6%97%A5%E5%AD%90

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最近很多訃報....有點感傷
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